10個入りの定番焼おにぎり「焼きおにぎり」
この記事では、ニッスイの冷凍焼おにぎり、「焼きおにぎり」を食べてレビューしています。
お弁当に軽食に重宝される定番焼おにぎり
今回食べていくのは、ニッスイの「焼きおにぎり」。商品名からもわかる通り、定番の焼おにぎり。
先日レビュー済の「大きな大きな焼きおにぎり」は売上ナンバーワンだそうだが、今回の商品に対して大きいため「大きな大きな」なのだろう。「大きな大きな」が1個あたり80gなのに対し、今回の商品は50g。だいぶ小さい。小さいので取り回しが容易で、お弁当アイテムとしても、軽食やおやつにも向いている量と言えよう。
10個入っているため、総量は「大きな大きな」の6個入り480gに対して500gと多くなっている。それでいて、スーパー等では今回の商品の方が安く売られていることが多い。
1個あたり50gの焼おにぎりは、ライバルのニチレイからも出ており、近いうちにそちらも食べてみたいと思っている。
ニッスイ「焼きおにぎり」はどんな商品?
10個入りで500g
上で書いた通り、50gのおにぎりが10個入って計500g。一般的な冷凍チャーハン等よりもたくさん入っている。
小さいので軽食向きだが、ついついたくさん食べてしまい、結果的にはお腹いっぱいになってしまいそうな、微妙であり絶妙な量の設定。ほんとパクパク食べられてしまう量だ。
栄養成分表示(50gあたり)
内容量 | 500g | エネルギー | 86kcal |
たんぱく質 | 1.6g | 脂質 | 0.5g |
炭水化物 | 18.9g | 食塩相当量 | 0.7g |
立った状態でトレイに入っている
小さいながら、ひとつひとつが立った状態でトレイに入っている。ニッスイ焼きおにぎりの大きな特徴となっている。「大きな大きな焼きおにぎり」と同様、おにぎりを立てた状態でレンジに入れるスタイル。
ラウンド型のレンジに入れる時は、中央を空けて並べる。本来はラウンドの縁に沿って並べるべきなのだが、今回は上の写真のような並べ方でレンジに入れる。特に理由はなく、単に間違えただけ。申し訳ない。
ニッスイ「焼きおにぎり」を食べる
かつおだしが強く香るしょうゆ味
レンジから取り出した状態。いやー小さいのにしょうゆの色が濃くて、これはおいしそう。
かつおだしの風味を強く感じるしょうゆ味。「大きな大きな焼きおにぎり」と大きさのみが違って味の傾向は同じだと推測して食べたが、食べてみるとまったく味が違う。たまりしょうゆとかつおだしという構成は同じなのだが、そのバランスが異なっている。
「大きな大きな焼きおにぎり」が濃いしょうゆ味が主体の味作りなのに対し、今回の「焼きおにぎり」はしょうゆの濃さでは一歩劣るものの、かつおだしがより強く感じられる。今回の方が丸みのあるやさしい味に仕上がっている。どちらも甲乙つけがたい良い味。
小さいおにぎりなので、子供が食べることを意識したやさしい味なのだろうか。単に大きさで選ぶのではなく、味で選ぶのも大いにありだろう。
「大きな大きな」同様のソフト仕上げ
ニッスイの焼おにぎりは、表面を焼き目でカリカリに仕上げるのではなくソフトな食感なのが大きな特徴。焼き目で形を作るのではなく、表面部分のごはんの粒を潰すことで、形を保っている。焼き目がカリカリの焼おにぎりもおいしいが、ニッスイのようなソフトな焼おにぎりもとてもおいしい。個人的にはこちらの方が好み。
まだレビューしていないが、表面の仕上げはニチレイの焼おにぎりと大きく異なっている。ニチレイは特に小さいおにぎりで表面がカリカリしている。
しょうゆの染み込みはそれほどない
割ってみると、しょうゆの染み込みはそれほどないことがわかる。「大きな大きな」ではかなり中まで染み込んでいたのがしょうゆの濃さにつながっていたが、今回は「大きな大きな」に比べて厚みがないこともあり、中まで染み込ませてしまうと濃くなりすぎてしまうのだろう。かつおだしとのバランスを考えると、これくらいのしょうゆの強さが適度だ。
ごはんの粒はしっかり立っている。「大きな大きな」に引けをとっていない。このあたりは最近の冷凍食品は本当素晴らしい。
オススメ度(標準は3です)
★★★★★★☆☆☆☆(6)
ニッスイ「大きな大きな焼きおにぎり」を絶賛した舌が乾かぬうちに、こちら兄弟とも言えるニッスイ「焼きおにぎり」も大絶賛してしまった。個数的なボリュームでお得感があることに加え、かつおだしの強い味付けは「大きな大きな」と異なっており、甲乙つけがたいおいしい焼おにぎりだった。1個50gでパクパク食べられてしまうのは大変キケン。食べ過ぎ注意な商品。