神戸名物「そばめし」の冷凍食品
この記事では、マルハニチロの冷凍そばめし、「神戸名物そばめし」を食べてレビューしています。
マルハニチロに冷凍そばめしがたくさん出ている
今回食べるのは、マルハニチロの「神戸名物そばめし」。マルハニチロからは冷凍そばめしがなぜかたくさん出ている。現行のラインナップは、「そばめし」、「ペヤングそばめし」、そして今回の「神戸名物そばめし」の3つ。この3つの中では店頭で最もよく見かけるのが今回の商品と思われる。
マルハニチロからは3つも商品が出ているのに対し、他社では冷凍そばめし商品はあまり見かけない。1社独占状態となっている。
マルハニチロ「神戸名物そばめし」はどんな商品?
内容量は450g、ラップをかけてレンジに入れるタイプ
内容量は450g。一般的な冷凍チャーハンの量と同じ。そばめしなので麺も入っているため、ごはんの量は他の商品よりも少ないと思われる。レンジにはラップをかけて入れるタイプ。
栄養成分表示(100gあたり)
内容量 | 450g | エネルギー | 173kcal |
たんぱく質 | 4.4g | 脂質 | 4.0g |
炭水化物 | 29.9g | 食塩相当量 | 1.7g |
カロリーや脂質は、冷凍チャーハンに比べると小さいが、冷凍ピラフなどに比べると多め。それなりにこってり感はありそう。
内容物を大皿に開けた状態。思いのほか麺が多い。やや太めの麺がごはんと同じくらいたくさん入っている。いや、むしろ麺の方が多いくらいか。
一方で、麺以外の具はそれほど多くは見えなかった。温めると果たしてどんな味になるのだろうか。
マルハニチロ「神戸名物そばめし」を食べる
どろソースの刺激でスパイシー
神戸のメーカー「オリバーソース」の「どろソース」を使用しているのが大きな特徴。どろソースはソースの製造過程で本来なら廃棄される沈殿物で作ったソースで、一般的なソースに比べて味が濃く、香辛料などの含有も多いのが特徴。
そのどろソースを使ったことにより、今回の味付けもかなり濃いものになっている。例えるなら、ペヤングではなくUFOに近い感じ。パンチのあるソース味で、非常に濃厚。特にスパイスの強さが印象的で、ピリ辛な味わいとなっていた。豚脂を強めに効かせることで、炒め感も出ていた。
神戸以外に住んでいると、なかなかそばめしを味わえる機会がないので、なるほど本場のそばめしの味はこんな感じなのかと、思ったよりもずっと濃い味に驚いた。いやーパンチがすごいねこれは。そばめしなのに白ごはんと一緒に食べたい感じ。だからといって塩辛いわけではない。素晴らしい。
焼そばがかなりたくさん入っている
私なんかのイメージだと、ごはんに対して麺がちょろっと入っているくらいなのがそばめしのイメージだったのだが、そのイメージは改めなければならない。ごはんに負けないくらい短くカットされた焼そばがたくさん入っている。見ようによっては具にごはんを入れた焼そばに見えなくもないレベル。
ごはんに麺が混ざることで、他の冷凍チャーハンやピラフなどとはだいぶ食感が異なる。ごはんと麺が混在しており、ごはんのみで食べるよりもだいぶしっとりしていた。パラパラ感はなく、どろソースと合わせてべったりな感じ。これがそばめしなのだろう。
焼そば以外には、豚肉、キャベツ、ニンジン、ねぎが入っているが、いずれも量が少なくカットも細かいため、あまり存在感はなかった。ほぼごはんと焼そば。もうちょっと焼そばらしい具が充実しているとなお良かった。
オススメ度(標準は3です)
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
このブログ初登場の冷凍そばめしとしてマルハニチロの「神戸名物そばめし」を食べてきた。どろソースと甘いソースのダブルソースで仕上げた濃厚な味わいは食べ応え十分。ペヤングよりもUFO的な味だと感じた。また、思いのほか焼そばがたくさん入っており、ごはん商品ではなくごはんと麺の半々。明らかにチャーハンやピラフでは表現できない味わいであり、インパクトの強い商品だった。