真っ黒な冷凍ドライカレー!
この記事では、明治の冷凍ドライカレー、「男の極旨 黒カレー飯」を食べてレビューしています。
明治のレトルトカレー「男の極旨 黒カレー」の味を再現
今回食べるのは、明治の「男の極旨 黒カレー飯」。明治といえばお菓子や乳製品が有名だが、「銀座カリー」シリーズや「男のカレー」シリーズなどレトルトカレーも出している。特に「銀座カリー」はレトルトカレーの中でもおいしいと評判のシリーズだ。
今回はその明治のレトルトカレーのうち、「男のカレー」シリーズの「男の極旨 黒カレー」の味を、冷凍ドライカレーとして再現した商品となっている。製造は明治本体ではなく、冷食大手のテーブルマークが担当している。テーブルマークは冷食だけではなく、カップ麺などでも積極的にOEM製造を担っている。
明治「男の極旨 黒カレー」はどんな商品?
ガーリック&マカ入り!
パッケージには、「厳選にんにくブレンド&マカ」と書かれており、パワーが出そうな商品となっている。また、原材料を見ても、やたらとガーリック原料が多いことがわかる。また、「黒ごまペースト」や「焦がしにんにく」の記載があり、これが今回の黒い色の元になっていると思われる。
栄養成分表示(100gあたり)
内容量 | 300g | エネルギー | 186kcal |
たんぱく質 | 4.8g | 脂質 | 4.5g |
炭水化物 | 31.5g | 食塩相当量 | 1.2g |
内容量は300g。一般的な冷凍チャーハンの450gに比べるとだいぶ少ない。「男のカレー」ということも踏まえると、450gの2人前より少ないと言うよりは、200g程度の1人前商品よりだいぶ多い大盛商品という方が適切かもしれない。
マッシュルームと赤ピーマンが目立っている
内容物を大皿にあけた状態。やはり量はいつもよりだいぶ少ない印象。
それにしても黒い。真っ黒だ。この色だけでインパクト大だろう。そして具が少なくて、目に見えるのは鶏肉ぐらい。画像で塊状の白く見えているものが鶏肉。ごはんが少ないが、具はさらに少ない。本家のレトルトカレーよりも鶏肉は小さそう。
明治「男の極旨 黒カレー」を食べる
現代風のカレー要素を詰め込んだ味
玉ねぎの風味や甘みをベースに、スパイスやにんにく、そしてトマトケチャップの味を感じる味付け。
今回の商品は、「スパイシー中辛」とのことだが、スパイス感はかなり強い。最近は大阪の「スパイスカレー」が流行りだが、今回の味付けもしっかりスパイシー。これまで食べてきたマルハニチロやニチレイの冷凍ドライカレーに比べるとだいぶ強いスパイスとなっている。
そしてパッケージに書かれている通り、にんにくが強めに効いている。カレー味でにんにくというのはなかなか新鮮。そして生姜系の香りも漂っており、スパイスとともに刺激的な味を作り出していた。マカは本来臭みがあるらしいが、今回の味ではその存在はよくわからなかった。
さらには、トマトケチャップの酸味が感じられ、さらにアクセントを加えている。いやーかなりド派手な味。これまで食べてきた冷凍ドライカレーの味が、昔ながらのカレーの味を再現していたので、今回の現代風の派手な味わいは好対照となっていた。
とにかく真っ黒なごはん
味もインパクト大だったが、真っ黒なのも強烈。黒ごまペーストや焦がしにんにくでつけられた色だと思われるが、黒ごまの味を強く感じるわけではない。黒ごまは味よりも色付けの意味合いが大きいのではないかと思われる。
ごはんはパラパラしておらず、しっとり系。チャーハンではないのでパラッとした食感は求められていないので、これで良いと思う。
具はほぼ鶏肉のみで量が少ない
具として入っているのは、ほぼ鶏肉のみ。一応炒めたまねぎも入っているようだが、具というよりは味付け要素が強い。固形としては見られなかった。
その鶏肉も量が少なく、カットも小さい。真っ黒なごはんの中で、鶏肉の白い色で多少目立っている。食べて見ると、基本的にしっとり系な食感の中で、鶏肉のかたい食感がアクセントとなっていて目立っていた。
本家「黒カレー」のレトルトカレーにも鶏肉が入っているが、今回はレトルトカレーより具が小さい印象だった。
オススメ度(標準は3です)
明治「男の極旨 黒カレー」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
見た目も味も派手なドライカレー。真っ黒な色合いが目立っていますが、強いスパイス感、にんにく、そしてトマトケチャップの味で派手な味に仕上がっており、今風なカレー味という印象を受けた。これまで食べてきた冷凍ドライカレーに比べてとにかく派手な味が印象的だった。真っ黒な色も派手な味もインパクト大な冷凍ドライカレーだった。