冷凍チャーハン

セブンプレミアム「XO醤のうま味 極上炒飯」を実食レビュー!

セブンプレミアムの誇る極上チャーハン

この記事では、セブンプレミアムの冷凍チャーハン、「XO醤のうま味 極上炒飯」を食べてレビューしています。

セブンプレミアム&ニチレイの黄金タッグ

今回食べるのは、セブンプレミアムの「XO醤のうま味 極上炒飯」。製造はニチレイが担当。セブンプレミアムとニチレイのタッグは、名作と謳われる「すみれチャーハン」と同じ。ニチレイといえば最強の冷凍チャーハンである「本格炒め炒飯」を送り出しているメーカーでもあり、もう食べる前から今回の商品はおいしいに決まっていると断言できてしまいそう。

XO醤とは、香港発祥の合わせ調味料で、干しエビや干し貝柱などの材料を、ラー油や豆板醤、紹興酒、オイスターソースなどを加え炒めて調味料化したもの。最近では日本でも中華料理には欠かせない調味料の1つとなっている。材料的に見ても、XO醤がチャーハンの味付けに用いられるのは何ら違和感がなく、普通においしそうだ。

セブンの冷凍チャーハンといえばカップタイプのものが話題となったが、こちら「極上炒飯」も発売から2年以上続くロングセラー。果たしてどんなチャーハンなのか、しっかり食べていきたい。

セブンプレミアム「XO醤のうま味 極上炒飯」はどんな商品?

内容量は300gで少ない

内容量は300g。一般的な冷凍チャーハンの450gに比べるとだいぶ少ない。1人前としては多いが、2人前としては明らかに少ない量。この量で定価税込300円というのは、コンビニ商品とはいえちょっと割高な印象だ。

セブンプレミアムのプレミアムラインである「セブンプレミアムゴールド」の商品ではないが、高級なXO醤を使うあたり、価格と合わせてプレミアム感を持たせた商品と言えそう。

栄養成分を見ると、ニチレイの定番商品「本格炒め炒飯」に比べてカロリーや脂質が低く、「本格炒め炒飯」のようなパワー溢れるチャーハンではなさそう。他社の定番商品と比べると、味の素の「ザ★チャーハン」よりはこってり寄り、マルハニチロの「あおり炒めの焼豚炒飯」よりはあっさり寄りといったところ。

栄養成分表示(300gあたり)

内容量 300g エネルギー 577kcal
たんぱく質 15.0g 脂質 18.6g
炭水化物
∟糖質
∟食物繊維
87.9g
∟86.7g
∟1.2g
食塩相当量 3.6g

たまごがたくさん入っている

内容物を大皿にあけた状態。いつも400g以上のチャーハンを盛っているので、今回の300gはやはり明らかに少ない。

具として、細切れのチャーシュー、たまご、ネギなどが入っているが、たまごの量が目立つ。チャーシューは「本格炒め炒飯」とそれほど違いはなさそうな量に見える。

セブンプレミアム「XO醤のうま味 極上炒飯」を食べる

中華店のチャーハンの味

冷凍チャーハンとしては、やわらかみのある刺さらないしょうゆ味に、XO醤やオイスターソースなどで味を整えている。塩けがそれほど強くない割には旨みが前に出てくる上品な味で、特にXO醤を使っていると実感できるような味ではないものの、旨みの強い味付け。このあたりがプレミアム感ということだろうか。

冷凍チャーハンに何を求めるかにもよるが、普段から「本格炒め炒飯」や「あおり炒めの焼豚炒飯」を食べているならば、パンチ不足で少し物足りなく感じるかもしれない。逆に、ラーメン店よりも中華店のチャーハンが好きなんて人には、旨みの強さで好まれる味のように思う。

同じセブンプレミアム&ニチレイのタッグ「すみれチャーハン」は「本格炒め炒飯」をさらに強化したようなパンチのある味なので、うまく棲み分けができている。敢えて計算して違う味にしている印象を受けた。「すみれチャーハン」はラーメン店のチャーハンの味、今回の「XO醤のうま味」は中華店のチャーハンの味という印象。

ごはんはしっかりパラパラ

中華店のチャーハンだと、出来が悪いものになると、油が少なくてパラパラしていないこともままあるが、今回はしっかりした油量があり、ごはんがきちんとパラパラしている。「本格炒め炒飯」や「あおり炒めの焼豚炒飯」ほどの油の押しはないが、冷凍チャーハンとしては十分な量と言えよう。

しっかりかためのごはんで、さうがの安心安定のニチレイブランド。ごはんの量は300gと一般的な冷凍チャーハンの450gに比べると少ないが、一人前として割り切れば十分にお腹を満たせる量ではあった。

たっぷりのたまごが際立つ存在感

具として入っているのは、細切れのチャーシュー、たまご、ネギなどが入っている。チャーシューはそれほどたくさんというわけではないが、及第点と言える量とカットの大きさ。「本格炒め炒飯」と同じような量とサイズという印象。味付けは多少薄めに感じたが、ごはんの味付けも異なるので正直あまり自信はない。

目立っていたのはたまご。量が多く、大きめの塊。たまごの甘みが味付けの強い旨みとマッチしていて、今回のチャーハンの味を決定づけている。また、粘度強くないたまごがごはんに混ざることで、ごはんがよりいっそうパラパラして感じられた。チャーハンにたまごは欠かせない具だが、その中でも他の商品以上にたまごの存在感が強い。

オススメ度(標準は3です)

セブンプレミアム「XO醤のうま味 極上炒飯」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)

XO醤を使用したプレミアム感のある冷凍チャーハンで、パンチよりも旨みを重視した商品。ラーメン店よりも中華店のチャーハンという印象。XO醤の存在を特に強く感じるわけではないものの、旨みとたまごの甘みでやさしい味わいに仕上がっていた。同じセブン&ニチレイの「すみれチャーハン」と棲み分けする意図を感じた。内容量300gで定価税込300円はややコスパが悪い。

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