冷凍チャーハン

濃厚冷凍キムチチャーハン!マルハニチロ「WILDish 豚キムチ炒飯」を実食

袋のまま食べる冷凍チャーハン「WILDish」の冷凍豚キムチャーハン

この記事では、マルハニチロの冷凍チャーハン、「WILDish 豚キムチ炒飯」を食べてレビューしています。

「スタンディングパッケージ」採用のお皿の要らない冷凍チャーハン

今回食べていくのは、マルハニチロの「WILDish 豚キムチ炒飯」。「WILDish」シリーズは、お皿を用意する必要のない「スタンディングパッケージ」を採用した商品で、今回レビューする「豚キムチ炒飯」の他に、すでにレビュー済の「焼豚五目炒飯」、「エビピラフ」、「チキンライス」がラインナップされている。

いずれの商品も、しっかりパンチのある味に仕上げた若い人向けの商品で、お手軽さだけではない強みのある商品だった。特に「焼豚五目炒飯」は突き抜けておいしかった印象。


濃い味の冷凍ピラフ!マルハニチロ「WILDish エビピラフ」を食べてみた!

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お店でチャーハンを食べる場合、当たり外れが結構あるのだが、これがキムチチャーハンとなると、ある程度どこで食べてもおいしいイメージがある。鉄板味と言えるだろう。「WILDish」は他の味もおいしいが、キムチによってさらにおいしくなるのか楽しみだ。

マルハニチロ「WILDish キムチ炒飯」はどんな商品?

内容量は270g

内容量は270gと少なめ。「WILDish」の中では「焼豚五目炒飯」と同量で、「エビピラフ」や「チキンライス」の250gよりは多い。一般的な冷凍米飯は400~450gで2人前なので、1人前サイズとしては十分な量と言える。スーパー等では200円オーバーで売られていることが多いので、1人前と考えるとちょっと高めの価格設定ではある。

袋を開けずにそのままレンジで調理するため、調理前の内容物は撮ることができなかった。

栄養成分表示(270gあたり)

内容量 270g エネルギー 566kcal
たんぱく質 14.9g 脂質 22.4g
炭水化物 76.1g 食塩相当量 4.3g

力強い味だった「焼豚五目炒飯」以上に栄養成分の数値が高い。さらにパワフルな味が期待できるだろう。

皿要らずのスタンディングパッケージは便利

レンジ調理後、袋の上部を切り取って器にする。「スタンディングパッケージ」で自立するため、両手があいてとても食べやすい形状となっている。

ただ、今回は中身をしっかり撮影するために、いつもの大皿に開けて食べていく。普通に食べるのに「スタンディングパッケージ」に不備があるわけではない。

マルハニチロ「WILDish 豚キムチ炒飯」を食べる

濃厚味のチャーハン

しょうゆ味のベースに、キムチ風味が強く感じられる味付け。キムチ味というよりは、しょうゆベースのチャーハンの味に、キムチの風味をつけた味という印象。ただ、キムチの味が弱いというわけではなく、白菜キムチの発酵風味は強い。しっかりキムチチャーハンになっている。ただ、辛味はそれほど強くなく、せいぜいピリ辛程度といったところ。もうちょっと辛くても良さそうだ。

他の「WILDish」と同様、かなり濃く味付けられていてパンチがある若い人向けの味。チャーハンらしいしょうゆ味がまずあって、チャーハンとして味が強い。「焼豚五目炒飯」に負けずとも劣らぬチャーハンらしい臨場感があり、このレベルのパワーは冷食チャーハンとして非常に珍しいレベル。それこそ、「本格炒め炒飯」や「すみれチャーハン」に匹敵する。レジェンドクラスと遜色ない味。

パラッとしているごはん

油脂を多めに含むごはんは、パラッとした仕上がりとなっている。「焼豚五目炒飯」に比べると豚脂の押しは強くないが、油の量では負けておらず、「五目炒飯」同様の食感。「エビピラフ」や「チキンライス」に比べるとチャーハンらしさがしっかり感じ取れる。

ごはん内部に味がしっかり浸透している。WILDishシリーズ全般に言えることだが、味がしっかり浸透していることにより、より濃厚感が高まっている。このあたりにちょっとしたプレミアム感が出ているように感じられた。

焼豚をはじめとして具が豊富

具として入っているのは、豚肉、たまご、白菜、小松菜、ニンジン、ニラ、玉ねぎなど。種類は豊富だが、ボリュームもあった「焼豚五目炒飯」に比べると量は少ない。豚肉は脂身が多いタイプで豚の旨みがしっかりあり、個人的には「焼豚五目炒飯」の角切りチャーシューよりおいしいと感じたものの、いかんせん量が少なめで物足りない。

他の野菜などの具も全体的にカットが小さい上に量も少なくて目立っていなかったが、中ではチンゲン菜が比較的大きめで、食感で存在感があった。

オススメ度(標準は3です)

マルハニチロ「WILDish 豚キムチ炒飯」
★★★★★★☆☆☆☆(6)

しょうゆベースのチャーハン味にキムチ風味がしっかりつけられた濃厚味。「焼豚五目炒飯」と遜色ないパワフルな味だった。「焼豚五目炒飯」の豚脂の香ばしさに対し、「豚キムチ炒飯」はキムチ風味の香ばしさが特徴。それぞれに良さがあるが、具のボリュームの差で、「焼豚五目炒飯」がやや上と判断した。ただ、今回の「キムチ炒飯」も他社製品と比べると十分突き抜けたレベルで、量は少ないもののパワー型の味で食べ応えのある冷凍チャーハンだった。3回食べるなら2回が「焼豚五目炒飯」で、間に1回は「豚キムチ炒飯」を挟みたい。個人的なWILDishの序列は、焼豚五目炒飯>豚キムチ炒飯>エビピラフ>チキンライス。本来ならチキンライスだって十分チキンナイスなのだが(寒)、このシリーズはレベルが高すぎる。売りは皿要らずのスタンディングパッケージだけではない。

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