ローソンセレクト「野菜の旨みとジューシーな鶏肉のチキンライス」

ローソンの小袋冷凍チキンライス

この記事では、ローソンセレクトの冷凍チキンライス、「野菜の旨みとジューシーな鶏肉のチキンライス」を食べてレビューしています。

テーブルマーク製のローソンセレクト冷凍チキンライス

今回食べていくのは、ローソンセレクトの「野菜の旨みとジューシーな鶏肉のチキンライス」。製造はテーブルマーク。ローソンの冷食コーナーに並んでいる小袋冷凍米飯シリーズのひとつ。ローソンセレクトの小袋米飯は一貫してテーブルマークが製造を担当しているようだ。

以前レビューした「炒飯」や「高菜ピラフ」もテーブルマーク製だった。「高菜ピラフ」はかなりおいしかったのでおすすめ。

テーブルマークからは、「下町食堂のチキンライス」という冷凍チキンライスが出ている。こちらはバター押しのお子様ライスで使われていそうな味が特徴で、トマトを押す他社の製品と差別化できていておいしかった。今回のチキンライスもこの傾向の味なのか気になるところ。

ローソンセレクト「野菜の旨みとジューシーな鶏肉のチキンライス」はどんな商品？

内容量180gで税込138円

内容量は180gで、一般的な冷凍チャーハンの半分以下。完全に1人前仕様だが、180gだと個人的には1人前としても物足りない印象。ただ、価格も税込138円とかなり安価なので、2袋買っても他製品より安いくらい。コスパは良さそう。

栄養成分表示（180gあたり）

パッケージ裏面を上にしてレンジへ

ここで本来なら更に開けた調理前の内容物写真があるのだが、今回は袋の裏面（栄養成分や原材料記載面）を上にしてそのままレンジに入れるため、調理前の写真は載せられない。

ローソンセレクト「野菜の旨みとジューシーな鶏肉のチキンライス」を食べる

トマトケチャップもバターもそれほど強くない

トマトケチャップとバターの甘みを感じる味付けだが、どちらも強いというわけではなく、無難な味。取り立てて濃いわけでもなく、だからといって薄味というわけでもない。無難な味という言葉がしっくり来る。これまで食べてきた冷凍チキンライスはどれも特徴があったので、それらに比べると個性がない感じ。安価商品なので致し方ない部分はあるだろう。

今回の商品の特徴は「野菜のうまみ」とのことだが、トマトに加えて玉ねぎの味も感じられるが、これが商品の売りにできるほどの強さはない。これまで食べてきた冷凍チキンライスは、トマトが強いか、バターが強いかの特徴があり、今回は第3極の野菜の味に期待したが、これを個性というのはちょっと厳しかった。

ごはんはケチャップでしっとりしている

ごはんは、ケチャップが絡まってしっとりしている。チャーハンのようなパラッとした仕上がりではないが、チキンライスにパラパラな食感は求められていないと思われるため、これはこれで良さそう。他社の冷凍チキンライスに比べるとケチャップの量が少なめなのか、しっとり感はほどほどといったところだろうか。

180gの内容量は、個人的には1人前としてちょっと少ない。これで満足できる量ではないので、ローソンで食事を完結させるなら他のものも買う必要がありそう。私ならば2個買いする。倍の360gで価格も300円に満たないのであれば、お得感は感じられそう。

具は細かくて量も少ない

具として入っているのは、鶏肉、コーン、グリーンピース、玉ねぎ、ニンジン、マッシュルーム。

商品名に「ジューシーな鶏肉」と入っていることから、鶏肉が売りのようだが、量はまずまず入っていたもののカットが小さく、ジューシーとまではいかないように感じた。鶏肉の旨みはそれなりに感じられる。もうちょっと大きいとなお良かったが、価格を考えればあまり大きな要求はできない。

他に入っているコーンやグリーンピースは量が少なく、他の具はカットが小さすぎて目立たない。価格なりの具という印象だった。

オススメ度（標準は3です）

ローソンセレクト「野菜の旨みとジューシーな鶏肉のチキンライス」
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)

ローソンセレクトの138円で変える冷凍チキンライスを食べてきた。全体的に特徴は見出だせず、価格なりのクオリティという印象。特徴はないが、決してまずいわけではないので、チキンライス禁断症状が出て、近所にローソンしかないという場合には選択肢になりうるだろう。何より安価なのが大きな魅力。