冷凍ピラフ

ニチレイ「サイコロステーキピラフ」を実食!牛肉ゴロゴロのリッチな冷凍ピラフ

豪勢にサイコロステーキを使ったピラフ

この記事では、ニチレイの冷凍ピラフ、「サイコロステーキピラフ」を食べてレビューしています。

「いきなり!ステーキ冷凍ピラフ」と競合する商品

今回食べるのは、ニチレイの「サイコロステーキピラフ」。豪勢にサイコロステーキが入った冷凍ピラフである。ステーキの入った冷凍ピラフということで先日レビューしたいきなり!ステーキのピラフと競合する商品と思われる。

「いきなり!ステーキ」のニッスイと今回のニチレイの競合関係は、何度かに分けて紹介した冷凍焼おにぎりと同じ構図。広く取ると、牛カルビを使用したテーブルマークの「肉めし」やマルハニチロの「焼肉だれの牛カルビめし」あたりもライバル関係と言えよう。これらもいずれレビューしていきたい。

冷凍ピラフの中では比較的手に入りやすい商品で、それなりに冷食を扱うお店ならば、店頭で見かけることが多い。だいたい、「いきなり!ステーキ」のピラフと横並びに陳列されている。まるで両方買えと主張しているかのように。

ニチレイ「サイコロステーキピラフ」はどんな商品?

内容量は430gで脂質が高い

内容量は、一般的な冷凍チャーハンや冷凍ピラフよりやや少なめの430g。競合商品と思われる「いきなり!ステーキ」の600gと比べるとかなり少ない。牛ステーキというところはライバルだが、ごはんの量はお付き合いしていない。430gと600gでどちらが取り回ししやすいかで選ぶ手もあるかもしれない。

栄養成分を見ると、グラムあたりの脂質が「いきなり!ステーキ」のピラフより脂質がかなり多いことがわかる。今回が4.6gに対し、「いきなり!」が2.7gなので、かなりの違いだ。「いきなり!」も十分な油脂があったので、それより多いとなると、かなりのこってり味が予想できる。

栄養成分表示(100gあたり)

内容量 430g エネルギー 187kcal
たんぱく質 5.0g 脂質 4.6g
炭水化物 31.5g 食塩相当量 1.6g

具がゴロゴロですごいボリューム感

内容物を大皿に開けた状態。これまで食べてきた冷凍チャーハンやピラフの中で、最も具のボリュームがありそう。商品名の「サイコロステーキ」そのままのサイコロ状の肉が皿ごと転がっていきそうなレベルでゴロゴロ入っている。ローリングピラフ状態。

肉だけではなく、赤ピーマンやインゲンもたっぷり入っている。食べる前から具がディープインパクトばりのグリグリの二重丸なのがわかってしまう。これは間違いなくリッチだ。

ニチレイ「サイコロステーキピラフ」を食べる

とにかく濃い味付けが特徴

ガーリックとスパイスを強く効かせた、しょうゆ味のステーキソース風の味付け。ガーリックもスパイスも強く、かなりハッキリした味。それでいて牛脂の強い風味がしっかり感じられる。こんなに濃くてクレームが来ないのか?と心配してしまうくらい強い味だ。一般的なステーキソースの味を煮詰めてデフォルメしたような味。濃い味が好む人にはたまらない味だろう。私にはちょっと濃すぎのように感じられた。

味付けのパンチ力はライバルの「いきなり!ステーキ」ピラフを大きく上回る。ガーリックもスパイスもどちらも圧倒的にこちらが強い。極端な味という点ではこれまで食べた中だとニチレイ「チキンライス」と同じくらいか。部活後の高校生とかが好みそうなイメージ。

ただ、ちょっと甘みが感じられるのが気になった。これは好みの問題。「いきなり!」では感じれなかった甘みだ。私は欧風カレーのフルーツの甘味とかも気になるたちなので、好みとしては「いきなり!」の方が好み。でもこのパワー溢れる味付けは素直に称賛したい。

油脂多めでごはんパラパラ

ステーキの味を再現したピラフなので、牛脂がたっぷり入っており、ごはんがたくさんの油脂をまとっている。冷凍チャーハンレベルに多い。油分が多いため、ごはんがしっかりほぐれ、パラパラしている。かため食感のごはんがパラパラなのは、ニチレイ商品のお家芸的なところ。このあたりは「本格炒め炒飯」のニチレイなので、信頼のブランドと言って良いだろう。ただ、「いきなり!」より脂質が高いのだが、ごはんが纏う油の量は「いきなり!」の方が少し多そうな感じがした。

内容量は430gで、「いきなり!」に比べると少ないが、一般的な冷凍チャーハンや冷凍ピラフの量とそれほど変わらず、一般的な2人前で、1人で食べるなら満腹になる。

ゴロゴロのサイコロステーキと野菜で最強クラスの具のボリューム

商品名通りの「サイコロステーキ」が入っている。冷凍ピラフとしてはカットが大きくしっかり肉感がある。さすがにジューシーなやわらかい牛肉とはいかないが、噛み応えのある肉でこれはこれで素晴らしい。量もかなりたくさん入っており、これだけたくさん入っていたらガッツリ肉を食べた気分になれる。ちょっと高めの価格設定ではあるが、これだけリッチなら十分に頷けるレベルだろう。

牛肉だけではなく、赤ピーマンとインゲンもたくさん入っている。赤と緑で彩りも豊か。それぞれしっかりした食感もあり、食感でもアクセントとして機能していた。インゲンの風味がしっかり感じられたのも高ポイント。

オススメ度(標準は3です)

ニチレイ「サイコロステーキピラフ」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)

商品名通りの「サイコロステーキ」の大きさと量に圧倒される商品。これでもかとコク味付けされているのと合わせてインパクト大。ごちそうを食べている気分になれる。「いきなり!ステーキ」のピラフと競合する商品と思われるが、完成度だけなら今回の商品の方が上に映る。個人的な好みは「いきなり!」の味の方だが、冷食離れしたリッチさに脱帽。満足感の大きい商品だった。

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