ローソンの小袋冷凍高菜ピラフ
この記事では、ローソンセレクトの冷凍チャーハン、「ピリッと辛味をきかせた後引くうまみの高菜ピラフ」を食べてレビューしています。
テーブルマーク製のローソン冷凍高菜ピラフ
今回食べていくのは、ローソンセレクトの「ピリッと辛味をきかせた後引くうまみの高菜ピラフ」。製造はテーブルマーク。ローソンの冷食コーナーに並んでいる小袋冷凍米飯シリーズのひとつ。180gで量はかなり少ないが、定価税込138円の商品なので、2個買ってもまだ安い。
ただ、以前は税込108円で販売されていたので、値上げとともに具がパワーアップしているらしいが、お得感は減退している。
製造を担当しているのはテーブルマーク。冷凍米飯を始め、多くの冷凍食品を製造販売している大手のひとつ。先日食べた「ローソンセレクト 炒飯」もテーブルマーク製だった。
テーブルマークが自社ブランドで家庭向けに製造する商品に高菜を使った冷凍米飯はない。店頭で見かけるのは、マルハニチロの「高菜ピラフ」や味の素の「具だくさん高菜炒飯」あたりだが、どちらもあまり見ないレア商品。今回のローソンセレクトの商品が最も手に入れやすい高菜ピラフと言って良いかもしれない。
ローソンセレクト「ピリッと辛味をきかせた後引くうまみの高菜ピラフ」はどんな商品?
内容量180gで税込138円
内容量は180g。コンビニおにぎり2個分よりちょっと少なく、1人前としてもちょっと足りなそう。他のものと食べ合わせるか、2個買いしたいところ。
栄養成分を見ると、冷凍チャーハンほどではないが、それなりにカロリーや脂質は高めで、あっさり系の味ではなさそう。原材料を見ると、辛子高菜と高菜炒めの2種類の高菜が入っているようだ。
栄養成分表示(180gあたり)
内容量 | 180g | エネルギー | 313kcal |
たんぱく質 | 5.2g | 脂質 | 5.9g |
炭水化物 | 59.8g | 食塩相当量 | 2.6g |
パッケージ背面を上にしてレンジへ
いつもは冷凍状態の内容物を皿に開けるのだが、今回は袋ごとレンジに入れるタイプなので、皿にのせてレンジに入れる。
特に袋の端を切ったりする必要はない。そのままレンジへ。
ローソンセレクト「ピリッと辛味をきかせた後引くうまみの高菜ピラフ」を食べる
ごま油香るしお味
味付けは、高菜の味を活かした塩味で、塩けは強め。ごま油を効かせることで、高菜漬けのイメージそのままの味に仕上がっている。余計なことをせずにしっかり高菜の味という感じ。高菜チャーハンとか高菜ピラフと聞いて思い浮かべる通りの味なのではないだろうか。
ごま油とは別に、粒ごまが効いているところも見逃せない。地味にごまの香ばしさが感じられることで、一段味に奥行きを加えている印象を受けた。なんだろう、驚くおいしさじゃないんだけど、想像通りおいしいという味。時代劇的な、起承転結が読める感じの会館がある。
ごはんには油脂が多く絡まっている
ごはんはピラフとしてはパラパラしており、ちょっと油脂が多めな印象。ただ、油脂の絡みが弱くて粒同士がくっついている部分も見られた。これによって、ちょっと混ぜごはん感も出ている。味付けの強さに加え、油脂の多さでこってり感があり、ガッツリ寄りの味という印象。
今回、180gと量が少ないため、私のような大食いだとあっという間に食べ終えてしまうので、2個一緒に食べたいところ。この味付けと油脂の量で400g近く食べれば、かなり満足できそうだ。
具は細かめ
具として入っているのは、辛子高菜、高菜炒め、ニンジン、ごま。
高菜は茎の部分と葉の部分が両方入っており、どちらも細かく刻まれている。2種類の高菜が今回の味付けの源泉となっており、強い味がついている。高菜そのままの味で、本当食べる前と食べた後の印象がまったく同じ味だった。安価商品ながらたくさん入っているのもうれしいところ。
他にはニンジンとごまが入っている。ニンジンは細切りで、高菜ほどではないがたくさん入っていた。ごまはそれほど多いわけではないものの、味に奥行きを加えていることは上で触れた通り。
オススメ度(標準は3です)
ローソンセレクト「ピリッと辛味をきかせた後引くうまみの高菜ピラフ」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
ローソンの定価138円で買える冷凍高菜ピラフを食べてきた。高菜ピラフと聞いて思い浮かべる想像通りの味で、しっかり高菜漬けの味になっているのが好感持てる。びっくりするようなおいしさではないものの、過不足なく高菜ピラフの味。強めの味に仕上げられていて、高菜がたくさん入っているのも良かった。地味に良品と言えるではないだろうか。このシリーズは他の味も出ているので、これからもどんどん食べていきたい。